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ワインアドバイザー試験の詳細

ワインアドバイザー試験は、社団法人日本ソムリエ協会が主催する試験です。
受験資格は酒類業界、調理、各種ワイン関連の専門学校講師として3年以上の経験があり(協会会員は経験及び会員歴が2年以上)、現在も勤務している者です。
一次試験はソムリエ試験、ワインエキスパート試験と共通のマークシート試験で、二次試験にはティステイングの試験があります。

ティステイングの仕方は、グラスにワインを4分の1程度注ぎ、グラスを鼻のところまで近づけてまず香りを確認します。
次にグラスを回して、目線の高さまで持ってきたときに、グラスを伝わるいわゆる「涙」を見ます。
アルコール度数が高いほど落ちる速度が遅くなります。
口に含んだならば、舌の上で転がして酸味や渋みをチェックし、再度グラスを傾けて香りをチェックしたら、口に含んで喉越しと後味を確認します。

試験を受ける際には、体調をベストに保つこと、必ず2時間より前に朝食を済ませ、1時間以上前に歯磨きを済ませること、刺激物や煙草は数日前から控えること、香水や香りの強い整髪料を控えること、口を水でこまめにゆすぐことなどが心がけです。
またアルコール度数の高いワインは後に回さないと、味覚がまひしてくる恐れがあります。